ハンサード(Hansard)アスパイア解体新書2021

ハンサード(Hansard)アスパイア(いつかはゆかし)や海外投資を詳しく解説!

ハンサード (Hansard)ファンド分析 ③Guinness Global Innovators Fund

  

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 今回はギネスグローバルイノベーターファンドのご紹介です。
 このファンド元々は南アフリカ系のInvestec社の子会社ですが、のちにスピンアウトした英国系の運用会社となります。代表的なファンドはどちらかというと資源株関連なのですが、グループ会社のGuinness Atkinson Fundsが運用していたGlobal Innovators Fundも2003年から地道に実績をあげ、昨年までのIT銘柄の上昇をうまくとらえて、一気に注目銘柄にまで躍り出ました。

 

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 ファンドの特徴はセクターに関係なく革新的な企業に集中投資、という当たれば好成績、外れたら目も当てられないというアクティブな運用を行っています。きちんと企業分析能力ができなければ分散投資が無難なのですが、そこは中小運用会社、とがっていないと注目されません。結果として直近10年の平均リターンが16.7%という堂々たる実績をのこしています。

 

 ただ運用がうまいというのが今後も続くかはわかりません。しかし10年という長期の実績はまぐれでは達成できない数字だと思われます。

 積極的な運用が好みの方は組み入れてみてはいかがでしょうか?

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 ハンサードに採用されてからまだ3年ほどのファンドのため、オリジナルも含めて検討しないと選べません!

 

 ハイリスクハイリターン系のファンドですので組み入れるなら最初のうちがお勧めです。満期近くは少しずつ外していきましょう。また組み込んだ後暴落しても、積み立て投資ですので買い続けてくださいね。安いところを買うドルコスト平均法が生きてきます。

 

 採用されているファンドを一つ一つしっかり調べることは非常に重要です。

 インデックスファンドよりココロオドルようなファンドをしっかり見つけていきましょうね。

 

 

まとめ
1. 33銘柄に集中投資
2. 独自の分類により業種の縛りを受けない
3. ブティック系ならではの攻めた運用
4. 過去の実績の再現性があるかは謎
5. ハンサードに組み入れられてからは3年ほどなのでオリジナルの実績を見ていないと選択不可