ハンサード 思い込みだらけの積立投資
皆さんは思い込みだらけの積立投資を行っていませんか?
今回はみなさんを不思議な不思議な積立投資の世界にお連れします。
まずは下のように1万円から6000円を行ったり来たりする投資対象を見てみましょう。
この投資対象に積立投資したらどのようになるかイメージできますか?
この投資対象は2年間かけて6000円まで下がり、次の2年で1万円まで戻ってくる投資対象です。20年間分のチャートとなっています。
この投資対象に毎月5万円投資したとイメージして見てください。最後にいくらリターンが出るかわかりますか?
利益はどれ!?
①0円
②110万
③330万
どうですか?イメージできましたでしょうか?
毎月5万円投資したときの時価の値動きは下記のとおりです。
損益の解答 ③ 330万円以上
投資対象は1万円と6000円を行ったり来たりしているだけですが、そこに積立投資を継続していた場合最後は③330万円以上のリターンとなりました。
左のような株価の値動きから右のような時価の値動きが想像でき、最終的には300万以上もリターンが出ると想像できたでしょうか?
投資は ①株価 × ②株数 = ③時価 となります。
一括投資では最初に②株数が固定されますので、変動する①株価のみを見ていればよいです。
しかし積立投資では①株価、②株数の両方とも動きますので、人間は簡単には認知することができません。
先ほどの投資対象に毎月5万円投資した場合、毎月の購入株数が変動していることが分かります。
このため、株価が6000円の安いときに8.3株ほどと、株価が1万円の時の5株より多く買えているため、下がってから上がるときの上昇力が強くなるのです。
これを「ドルコスト平均法」の効果といい、上昇する力が高いのが特徴です。
一時的にマイナスでも上昇する力が強いので、回復力が高いことが、積立投資が負けにくい理由となります。
ハンサード、ロイヤルロンドン、フレンズ、スタンダードライフの投資家はまずは積立投資を理解するよう勤めてみてください。
積立投資にとってリスクは友達
内藤忍の資産設計塾第3版では「積立投資に向いているのは市場の変動率が高く、かつ長期的に上昇することが期待できる資産です。たとえば新興国の株式市場は、先進国市場に比べ変動率が高く、タイミングを見て投資するのが難しい。そのため新興国に投資するファンドに投資することは理にかなった判断といえる」と記載しています。
積立投資は変動を味方に変える投資術です。
一時的なマイナスが気になるかもしれないですが、自分の感情より理論を重視して、積立投資を継続することが、良い判断といえるでしょう。
自分の思い込みだけでハンサードを解約したり積み立てを停止したり判断しないように注意してくださいね。
石の上にも20年が積立投資ですよ。
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