ハンサード(Hansard)アスパイア解体新書2021

ハンサード(Hansard)アスパイア(いつかはゆかし)や海外投資を詳しく解説!

ハンサード(Hansard)の特徴②ハンサードの本当のコストとは?

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ハンサード(Hansard)検証



 

質問2:ハンサードを実際のコストは実際はどのくらいなのか?

 

質問1でハンサードのコスト体系を確認しましたが、結局いくらなのかと

気になる方もいると思います。

 

平均のコストを示すことが実態を示すことになると思います。

結論から言うと

5万円25年で平均コスト0.76% ほど

5万円30年で平均コスト0.47%ほどです。

 

〈小文字でひそひそ話〉

実はこのくらいの低いリターンしか出ていないと初期ユニットが徐々に小さくなるので、最後のほうのコストはすごく安くなるのです‥‥皆さんが思っているより初期ユニットと区切っていることにより、後半のコスト負担率は軽くなります。ただし、8%以上でリターン出ていれば、初期ユニットのコストは結構増加するというジレンマも…(-_-メ)

 

まず不思議なことですが、ハンサードについてはボーナスを考慮しないコストを表示するサイトが多いことと、もともと全く誤った情報を載せているサイトも多いことです。

 

何が目的なんでしょうね?(苦笑)

 

基本的にハンサード社が作成している資料が1次データとなりますので、それ以外の2次データは1次データより信頼性が落ちることになります。

 

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ハンサード(Hansard) のコスト表

 

こちらがハンサードのコスト表です。

縦軸が積立金額、横軸が積立期間、記載されている数字が実質的なコストとなります。

この数字分だけリターンが出ていれば、満期時にプラスマイナスゼロになるという数字です。

 

例えば500ドルと25年の運用の場合は0.76%毎年儲かっていれば、ハンサードのコスト分は補えるということです。

 

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ハンサード(hansard)試算表

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こちらはハンサード社が出している試算表です。つてを使って取り寄せてみました。

0.47%と5%と9%で運用できた場合の試算表みたいですね。

 

5万円30年での試算です。

30年積み立てたときに、投資金額は5万×12か月×30年=1800万円ですので

0.47%で運用していればハンサードのコストを差し引いても、損はしないようです。

 

IFAのコストは1%ほどですので、1.5%のコストを稼げるかどうかがポイントになりそうですね。

 

 

◆補足

それにしても「ハンサードの積立アスパイアを早期解約すべき理由」というタイトルのサイトの記事は初期ユニットが3年や手数料率などハンサードの商品データがほぼすべて間違えているという。これを見て勘違いして解約したらと思うと恐ろしい。

 

解約させることもまた商売になる時代、正しい情報で判断して決断できないとしたら不幸なことですね。