ハンサード(Hansard)の特徴②ハンサードの本当のコストとは?
質問2:ハンサードを実際のコストは実際はどのくらいなのか?
質問1でハンサードのコスト体系を確認しましたが、結局いくらなのかと
気になる方もいると思います。
平均のコストを示すことが実態を示すことになると思います。
結論から言うと
5万円25年で平均コスト0.76% ほど
5万円30年で平均コスト0.47%ほどです。
〈小文字でひそひそ話〉
実はこのくらいの低いリターンしか出ていないと初期ユニットが徐々に小さくなるので、最後のほうのコストはすごく安くなるのです‥‥皆さんが思っているより初期ユニットと区切っていることにより、後半のコスト負担率は軽くなります。ただし、8%以上でリターン出ていれば、初期ユニットのコストは結構増加するというジレンマも…(-_-メ)
まず不思議なことですが、ハンサードについてはボーナスを考慮しないコストを表示するサイトが多いことと、もともと全く誤った情報を載せているサイトも多いことです。
何が目的なんでしょうね?(苦笑)
基本的にハンサード社が作成している資料が1次データとなりますので、それ以外の2次データは1次データより信頼性が落ちることになります。
こちらがハンサードのコスト表です。
縦軸が積立金額、横軸が積立期間、記載されている数字が実質的なコストとなります。
この数字分だけリターンが出ていれば、満期時にプラスマイナスゼロになるという数字です。
例えば500ドルと25年の運用の場合は0.76%毎年儲かっていれば、ハンサードのコスト分は補えるということです。
こちらはハンサード社が出している試算表です。つてを使って取り寄せてみました。
0.47%と5%と9%で運用できた場合の試算表みたいですね。
5万円30年での試算です。
30年積み立てたときに、投資金額は5万×12か月×30年=1800万円ですので
0.47%で運用していればハンサードのコストを差し引いても、損はしないようです。
IFAのコストは1%ほどですので、1.5%のコストを稼げるかどうかがポイントになりそうですね。
◆補足
それにしても「ハンサードの積立アスパイアを早期解約すべき理由」というタイトルのサイトの記事は初期ユニットが3年や手数料率などハンサードの商品データがほぼすべて間違えているという。これを見て勘違いして解約したらと思うと恐ろしい。
解約させることもまた商売になる時代、正しい情報で判断して決断できないとしたら不幸なことですね。