ハンサード(Hansard)アスパイア解体新書2021

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ハンサード ファンド分析① ヘルスケア銘柄 Invesco Global Healthcare (MC22)

今回はハンサードのファンドの分析をしていきましょう。

銘柄選択の一助になれば幸いです。

しばらくファンドを紹介していきます。

 

今回はヘルスケアです。

ハンサードに一つだけしかないヘルスケア銘柄 Invesco Global Healthcareの成績を見ていきましょう

 

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ヘルスケアの特徴は期待リターンはそこまで高くないですが、リスクが少なめということでしょうか。これはヘルスケアは健康に関するもののため、景気変動に左右されにくい特徴があるからです。

 

またその安定性から満期近くに組み入れる銘柄としては非常に魅力的な選択肢になると思います。

 

また金利時にはM&Aの対象となりやすく、一時的に価格変動に巻き込まれやすい特徴があります。これは新薬開発の時間がかかることと、特許切れのタイミングによってはM&Aが非常に魅力的な手段となる業界特有の特徴といえそうです。

 

一方社会保障の一環として、薬価引き下げなど政治が介入する点はリスクといえそうです。

 

今回モーメンタムというのは今注目かどうかという短期動向について高めにしましたが、現在M&Aブームが来ているため、一時的には注目セクターといえると思います。

 

短期で組み入れる投資家も今はありと思われます。

 

逆に大きく動かない特徴から初期よりは後期に組み入れたい銘柄です。

ただリスクを少なくしたいという場合は組み入れてもよいでしょう。

 

 

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2015年までの間はハンサードの中で一番リターンが高かったこともあり、個人投資が自分の判断で切り替えるには人気だったようですが、結果的に言うと高値掴みで2016年までの暴落に巻き込まれています。その後戻ってきていますので、2016年に下がった後に慌てて売った投資家は大いに反省すべきでしょう。

 

積立投資は高値でスイッチングしないことは非常に重要といえます

 

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投資対象はほぼアメリカ株75% で、ヨーロッパ株が15%ほど入っている状況です。他のファンドに米株を入れいているなら、連動性が高いので、少し検討するのもよいでしょう。

 

 

まとめ

  1. ヘルスケアは比較的安定的な銘柄
  2. 金利の時はM&A銘柄として乱高下するので要注意
  3. 積立前半よりは後半に組み入れたい。