ハンサード(Hansard)アスパイア解体新書2021

ハンサード(Hansard)アスパイア(いつかはゆかし)や海外投資を詳しく解説!

ハンサード(Hansard)の特徴5 Man島の保障

ハンサードの特徴としてマン島籍であるため、政府の保障制度により、会社が倒産しても80%までは補償される仕組みになっています。

 

補償の内容は

  1. 会社の倒産時の時価最大80%までが保証
  2. 企業に資産がある場合はそちらで補てんした後足りない分を制度により保障
  3. 補償するのはマン島の保険会社が資金を出し合った補償機関

ということです。

 

一時期「最大80%」だから、10%しか補償されないこともある、などと説明して、マン島以外の積立投資と変わらないよと説明していた人も一部いたようです。

これは英語をきちんと読めない人が説明した内容を鵜呑みにしたのだと思われます。

 

実際にはハンサードやスタンダードライフ、ロイヤルロンドンに資産が70%分残っていた場合は、まずは資産を割り当てて、残り10%が補償機関から補てんされるという意味です。最大80%までは保障されています。

 

因みにMan等の保険はアビバやチューリッヒなど世界的にも大手の保険会社がいるので補償機関の資金源も潤沢です。

 

また保険会社は通常倒産よりは買収されることのほうが多いため、現実にMan島の保険会社で倒産した会社はないはずです。

 

保険会社は銀行とともに社会インフラとして重要度が高く、政府の管理や規制の多い業種です。製造業などに比べて簡単に倒産しないように制度設計がされています。30年後が分からないなどと、不用意に不安を煽り立てるのは、「乗換」で儲けたい人か、「解約させて」儲けたい人のどちらかだと思われます。

 

現在マン島籍の海外積立投資で、保険機能がないものに投資ができる物は限られています。

 

運良く投資できている海外積み立てプラン、大切にすることをお勧めしますよ!!