ハンサード 2019年最新ファンドパフォーマンスランキング(3年)
今日はハンサードの直近3年のファンドランキングをご紹介します。
2019年3月18日時点での最新情報に基づいたランキングです。
3年リターンでトップ20のファンドは下記のとおりです。
コード |
ファンド名 |
通貨 |
3年 |
内容 |
MC148 | Neptune Russia and Greater Russia | USD | 70.48 | ロシア株 |
MB28 | JP Morgan Natural Resources | ポンド | 61.65 | 資源株 |
MC29 | First State China Growth | USD | 55.53 | 中国株 |
C08 | Latin America Equity (BlackRock Lati… | USD | 52.43 | 南米株 |
MC120 | BlackRock World Mining | USD | 52.34 | 中国株 |
MC200 | Alquity Indian Subcontinent USD | USD | 47.76 | インド株 |
MC171 | Fidelity China Consumer USD | USD | 46.5 | 中国株 |
MB48 | Janus Henderson Global Sustainable E… | ポンド | 44.36 | ESG投資 |
MC17 | Invesco Asian Equity | USD | 43.96 | アジア株 |
MC211 | Franklin US Opportunities USD | USD | 43.72 | 米国株 |
MX13 | JPM Europe Dynamic Technologies EUR | EUR | 42.97 | 欧州株 |
C05 | JPMorgan Pacific Equity Fund | USD | 41.05 | アジア株 |
MS01 | Fidelity Nordic | SEK | 40.57 | 北欧株 |
C12 | US Momentum (BlackRock US Flexible E… | USD | 39.35 | 米国株 |
B08 | Intl Growth (Investec Global Strateg… | ポンド | 38.42 | 世界株 |
B10 | UK Sterling Growth (Neptune Global E… | ポンド | 38 | 世界株 |
MC158 | BlackRock Asian Dragon USD | USD | 35.5 | アジア株 |
MC177 | M&G Global Themes USD | USD | 33.63 | 世界株 |
MC07 | Invesco Nippon Small/Mid Cap Equity | USD | 32.35 | 日本小型株 |
MC13 | Fidelity Thailand | USD | 31.84 | タイ株 |
積立投資は必ずしもリターンが高い投資対象に切り替える必要はありませんが、
3年前にこれに投資していたら良かったというファンドとなります。
直近成績が良いファンドに今から切り替えるのはお勧めしません。
ファンドを切り替えていくIFAなら3年前に予想して投資ができたかどうかが重要です。またポートフォリオを頻繁に変えないタイプのIFAの場合は成績が悪い時に売却してほかのファンドに切り替えていなかったかどうか胆力が試されます。
さて、栄えある1位はまさかのロシア株です。3年前、原油価格が1バレル24ドルまで暴落、当時はシェールガス革命による原油余りなどが盛んに歌われましたが、現在は1バレル50ドルから60ドルと、あの時政府などが戦略的に原油を備蓄しておけばよかったと思える状況です。
ちなみに長期的には原油は需要が増えると考えられていますので、今後お50ドルから60ドルは十分維持可能な水準と考えられます。
ちなみにロシアが多く入っている東欧株はトルコが足を引っ張てしまったのでランクインしていません。
次は同様の資源株です、原油価格、鉱物価格ともに絶好調の3年間で4位の南米株、5位の鉱山株と含めてTOP5のうち3位の中国株以外は実質的に資源株関連がランキングに乘ってきていることになります。
3位の中国株は以前紹介している有名ファンドですね。インデックスの3倍の実績のファンドです。
このようにトップ5は資源株が席巻しましたがそのあとはアジア株が多くランクインしています。20銘柄のうち4割はアジア株でした。しかし米国株や世界株などもランクインしていますので運用がうまければトップ20に入るのはどの地域でもありえたといえそうです。
◆トップ20の概要
このランキングを見ると、当時は魅力的ではなかった投資対象程上昇率が高いことが分かります。
3年後5年後10年後、いつを目標にするかにより良い運用は変わってきます。
今後の投資の参考になれば幸いです。
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