ハンサード(Hansard)解体新書 

ハンサード(Hansard)(いつかはゆかし)や海外投資を詳しく解説!

ハンサード (Hansard)ファンド分析 MC125 Man AHL Plc

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さて今回はヘッジファンドManAhlPlcを紹介します。

 

ヘッジファンドの特徴は下げ相場でもリターンを狙うアグレッシブな運用です。しかもこのファンドはほぼ百パーセントシステム運用です!いまのロボアドバイザーとか、AI投資のオリジナルと言えます。

 

 ManAhlは運用手法としては比較的メジャーなトレンドフォロー戦略を利用しています。

 

ヘッジファンドは投資の特徴が分からないから組み入れないといっているIFAもいるようですが、どんなレトロな分析をしているのでしょうか?

 

少なくともManのようなトレンドフォロー戦略はバックテストも含めれば100年近いデータが示されています。

 

 AQR社のA Century of Evidence onTrend-Following Investingはヘッジファンド界隈ではよく参照される資料ですね。

 

英語ですが興味のある人のみご覧ください。基本見なくてOKです。

https://www.aqr.com/~/media/files/papers/aqr-a-century-of-trend-following-investing.pdf

 

トレンドフォロー戦略とは「高くなったものをさらに高いところで売り、安くなったものをさらに安くでうる」戦略のことであり、高くなったものが安くなった場合や、安くなったものが高くなったというような市場の反転機に、損を出しやすくなるのが特徴の戦略です。

 

SCQ Limited(IFAスイッチ / IFA Switch)はヘッジファンドは分析できないため組み入れないといっていますが、このトレンドフォロー戦略は相関性分析などで考えると入れないのはモッタイナイ投資対象といえます。システマチックな運用をしているファンドを分析できないというなら、何が分析できるのか不思議でなりません。

 

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国際オルタナティブ戦略 QTX-ウィントン・アルファ・インベストメント・オープン参照

実はMan社はこのトレンドフォロー戦略で高いパフォーマンスを出して有名となり、イギリスで上場を果たした世界最大級のヘッジファンド運用会社です。

 

ManAHLの運用成績はすさまじく、ロシアショックのあった1998年に41%プラス、リーマンショックのあった2008年に33%プラスと下げ相場でもトレンドが強く出ればリターンが出ることをはっきりと示しています。

 

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Man社チャート

見づらいですが、1996年に運用をスタートして2019年時点で約10倍になっています。

最近はさえない横ばいの相場となっていますが、市場がトレンドを取り戻したら高いリターンが期待されます。

 

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多少古いデータですが、Man社は2018年10月末時点で世界株の3倍近い実績を出しています。

 

平均リターンは10.8%と20年以上の平均リターンとしては高い水準をキープしています。実は昔は平均リターンは15%近い実績だったのですが、最近のもみ合い相場でリターンが出せず平均リターンも下降気味です。

 

それでも世界株インデックスに対して3倍弱という高いリターンはその魅力を失うものではないでしょう。

 

世界株との相関性も-0.14%とポートフォリオに組み入れるのもよくわかる投資対象といえるでしょう。

 

基本的には株とのリスク分散、および長期的なリターン獲得を目標に組み入れたい投資対象です。

 

ハンサードを通じて投資した場合は1万円等少額で投資が可能ですが、通常は確か3万ドルからの投資だったと思いますので、非常に有利に投資できている思いますよ。