ハンサード(Hansard)アスパイア解体新書2021

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ハンサード投資家 つみたて入門:残高が少ない時は、最後の成績の影響が大きい!?

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今日は改めて積み立て投資の初期に気を付けたい点を案内しますね。

以前残高が少ない時期は最後の時期の相場の影響が大きいと書いたと思います。

これについて詳しく書いていきたいと思います。

 

まず積み立て投資は徐々に資産が増えていくことを思い出してください。

 

月々5万円の積み立ての人は

1年目60万、2年目12万、3年目180万‥‥

となっていきます。

 

仮に5年目に8%下がった場合、各年どのくらい上昇したのと一緒なのか

確認してみましょう。

 

1年目60万 →40%上昇 24万円

2年目120万→20%上昇 24万円

3年目180万→13%上昇 24万円

4年目240万→10%上昇 24万円

================

5年目300万→8%下落 24万円

となっていきます。

 

例えば

2年目に20%上がって「すごい」と思っても

5年目に8%ぐらい下がると「相殺」されてしまう、ということですね。

 

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積立投資は初期は残高が少ない分影響力が小さく、ある程度残高が増えて安定してくれば、上昇の力をしっかり反映させてくれるようになります。

 

反対もまたしかりで、前半マイナスになっても、残高が少ない時のマイナスは

すぐに解消されやすいレベルです。

 

20年、30年と積み立てていく中で自分がどのくらい積み立てているのか考えてみれると、初期に一喜一憂することはなくなるのではないでしょうか?

 

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多くの専門家が毎年どこの株が良いか予想しますが、ほとんど当たりません。これは経済は生き物のように状況が次々と変わっていくからです。

 

経済の予想は1年単位の短期ではなく、長期的なマクロ分析からするほうが正しいと思われます。

 

前回案内した記事は長期的なマクロ経済分析となりますので参考にしていただければと思います。

 

hansard.hatenablog.com