ハンサード(Hansard)アスパイア解体新書2021

ハンサード(Hansard)アスパイア(いつかはゆかし)や海外投資を詳しく解説!

ハンサード投資家は避けたいドクターショッピングと青い鳥症候群

f:id:hansard:20190821114123j:plain

 

ドクターショッピングとは

 医者の間でドクターショッピングといわれる行為がある。ショッピングするように診察を受ける医者を次々と変える患者の行為である。

 

これは青い鳥症候群ともいう。こうした患者は自分の考えにあった医者に出会うまで、次々と医者を変えていくことになり、なかなか病状が良くなることがないことから、多くの医者はやめたほうが良いと警告する。

 

勉強でも次々と問題集を変更して最後まで解くことをしない人は大体成績が悪い。

これらは内容を理解せず、病状や成績が良くならないのを、医者や参考書のせいにしたためである。

 

症状や成績が良くなるためには、一定の期間が必要である。それを短期間で求められても、最初から無理ということだ。

 

なぜ専門家は長期投資を勧めるのか?

 

それは運用期間が短いと不安定になる(損する)からです。

 

では積立投資の通常の推奨期間は20年や30年なのはなんででしょうか?

 

過去の実績上10年ではマイナスが出る確率が結構あるが、

20年、30年では小さくなるからです。

 

 

最近価格が下がったからか、香港のIFAから移管したほうが良いのかという相談がきます。

 

その人は資産運用を投資顧問に一任しているため、よくわからないとのことであった。

 

やはり海外はやり取りがうまくいかず、片言の日本語のIFAでは対応が難しいと感じているようだ。現在は日本語で相談できる投資顧問への移管を検討しているとのことであった。

 

個人的はこう思っている。IFAを変える前に

本当に今のIFA(の運用方針)を理解していますか?

 

少なくとも移管を行う前に

①積立投資についての理解

②ハンサードは初期ユニットの割合が大きい間はコストが高くマイナスになりやすい

③IFAの3つの積極、安定、保守的な投資戦略の吟味

 

を行うことが重要ではないだろうか?

 

今のIFAを本当に理解する前に移管したら、また次もきちんと理解する前に移管したくならないだろうか?そうなると立派な青い鳥症候群発症である。ありもしない理想のIFAを求めてさまようことになる。

 

そうなれば行きつくところは積み立ての停止や破棄につながるのではないだろうか?

 

さらには、気が弱くなったところに付け込まれて、不必要な別の積み立て投資を契約させられたりする可能性すらある。

 

別の積み立てを契約するということは初期ユニット期間が2倍になるということである。メリットなんて存在しないだろう。

 

自分が選ばなかった方がよく見えるのはよくあることだ。たが、ことの本質はそこには無いことを知っておくべきだと思う。

 

日本の投資助言会社の場合、運用方針は個人によって変更も可能だ。自分の考えをつたえて運用方針を変えてもらえば、だいたいは解決するだろう。

 

 

hansard.hatenablog.com