ハンサード投資家のためのリバランス入門
ハンサード投資家に伝えたいリバランス入門
先日リバランスについて少しふれました。
リバランスとは当初の投資割合が崩れたら、元の割合に戻すことでした。
投資割合を根本的に変えるスイッチングとは似て非なるものです。
リバランスには主に二つの戦略があります。
- 期間基準:1年とか3年とか期間を決めてリバランスする
- 乖離率基準:5%や10%等元の割合が崩れたらリバランスする
多くの方は年数にこだわる方が多いようです。特に1年は人気が高い。
でも1年はお勧めしません。
まず大切なことですが、上げ相場は長く、下げ相場は短いのが基本というのを知っておいていただきたい。そうすると、上がっているところを短期ですぐにリバランスすると上げ相場をあまり享受しないで、上がっているものを売り、下がっているものを買うことになります。
そのため基本的には3年や10%等期間は長め、かいり率は大きめのほうが良いということになります。
データ元としては多少古いのですが、田村正之さんの名著「しぶとい分散投資術」より参照させていただきます。
ただしハンサードの場合の積み立て投資は初期は毎月の積立金額により投資割合が調整される効果があるので、実際のリバランスは5年目や10年目等、皆さんが少し遅いかなーくらいから始めるといいと思います。
残高が増えた後は3年や10%などでやられるといいと思いますよ。
最近ハンサードについて不安な記事を書いて相談させ、解約にもっていこうとする人がいるようです。ハンサードはきちんとイギリスに上場した企業ですし、ほかの積み立て商品との商品設計も似ているものです。運用について学んで、安心して投資を継続してくださいね。解約業者に負けないで頑張りましょう。
今日もコツコツ投資を頑張っていきましょう!!