ハンサード(Hansard)アスパイア解体新書2021

ハンサード(Hansard)アスパイア(いつかはゆかし)や海外投資を詳しく解説!

海外積立のIFAを無料で紹介するブロガー(仲介業者)とは何者か?

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外積み立てのブログの中には善意で無料でIFAを紹介してくれるブログがあります。

 

ブログだから当然匿名だし、免許もない一般人です。しかしご丁寧にもIFAの紹介のサポートまでしてくれます。

 

なぜそんなことしてくれるのか考えてみましょう。

 

私ならサポートなんて責任持てないのでのでURLをのっけて自分で申し込めと言いますが、そうはせず紹介先のIFAもブログ上では内緒にして、メールでのやり取りでお勧めのIFAを紹介しているところが多いようです。大っぴらに紹介していると金融庁ににらまれるからだと思います。もうひとつは、自分が直接仲介して紹介しないと手IFAから数料が入らないからです。

 

詳しくは下記の図をご覧ください。

 

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相関図

 

「無料で紹介します」といっていますが、ブロガーはお客さんからは手数料は貰いませんが、IFAから手数料をもらうのですね。これは立派に無免許の勧誘活動ですから違法です。

 

翻訳料金等をもらいますと書いてあったとしても、本来はお客さんが直接英語の契約書を記載するものです。翻訳料は顧客から直接取るべきもので、IFAからもらうのはおかしな話ですね。

 

こういった契約を成立させてお金をてIFAからもらうことは、販売の仲介とみなされます。仲介業者がIFAと顧客との契約を仲介していた場合は仲介業として、販売業者と同様の規制を受けることになります。

 

紹介料目的のブロガーは免許がないから間違った情報を提供しても気にしません。規制や検査を受けていないからです。そして多くのトラブルが生じるのはこのような仲介業者が間違った情報を提供したり、契約後に連絡が取れなくなることが頻発したためです。

 

また通常はIFAの移管だけでは紹介料は貰えません。新しい積み立てなどの契約を行って初めて紹介料という名の販売手数料の一部がもらえます。そのため、移管を進める→解約(停止)させる→新規契約というのが一般的です。

 

フレンズ社やスタンダードライフ社など海外積み立てが新規募集停止となった大きな要因はIFAというよりは、仲介業者の問題行動が多かったように思います。

 

最近の乗り換えを進める仲介業者はハンサードについてはボーナスを除いたコストのみを説明し高い印象を植え付けます。そして乗り換えを目的としてロイヤルロンドンやインベスターズトラストなどの海外積み立てのボーナスを過度に強調して儲かるように錯覚させます(ボーナスはただのコスト調整にすぎず、それ自体で儲かることはありません)。

 

最初から「2年積み立れば、あとは止めても十分リターンが狙える」などや、「ボーナスのために最初は大きな金額で積み立てたほうがお得」など説明を受けている場合は、そことのお付き合いはすぐにやめたほうが良いと思います。

 

仲介業者に関してはほとんどが、金融の知識がない無免許です。ロイヤルロンドン、インベスターズトラストの説明を受けるなら、日本の投資助言業者を通して投資するか、直接香港のIFA(販売代理店)を通じて投資すべきです。無免許の仲介業者はいりません。

 

最低限登録のある運用会社,助言会社を選択しましょう。積み立て長期投資自体にもリスクを下げる運用の効果があるため、素人がやりがちな感情に流される運用さえしなければほどほど以上の成績にはなると思います。IFAのスイッチングを勧める無免許のブロガー(実態はスイッチングされた後新商品に乗り換えさせることが多い)などに流されないように気を付けてください。 

 

ちなみにこのブログではお勧めIFAを紹介することはありません。

 

****参考記事****

 

香港のIFAに 必要な登録資格についてはこちら。

hansard.hatenablog.com

 

 解約を検討している場合はその前に正しいコスト体系を確認してみてください。

hansard.hatenablog.com