ハンサードファンドランキング2019年11月編（1年リターン）

皆様お久しぶりです。

時々記事は書いてはいたのですが、没記事が多くて(;´･ω･)

ということで閲覧数が安定的なファンドランキングとその考察編です。

ちなみに上がった銘柄は割高になってる事が多いので、飛びついて買わないように。なぜ上がったのか理解して次回に生かしましょう。

順位	コード	ファンド名	1年リターン	種類
1位	MC147	HIL BlackRock World Gold	33.4%	金鉱株
2位	MC243	HIL Fidelity Global Technology USD	26.0%	テクノロジー
3位	MX13	HIL JPM Europe Dynamic Technologies EUR	24.6%	テクノロジー
4位	MC40	HIL JPMorgan Philippine	24.3%	フィリピン
5位	MX01	HIL JP Morgan Emerging Europe Equity	24.0%	東欧株
6位	MC148	HIL Liontrust Russia USD	21.9%	ロシア株
7位	MC217	HIL Guinness Global Innovators USD	21.8%	テクノロジー
8位	MC151	HIL Pictet Physical Gold USD	19.6%	金地金
9位	MB48	HIL Janus Henderson Global Sustainable E…	19.1%	社会的責任投資
10位	MC229	HIL Fidelity Emerging Markets USD	18.2%	新興国株
11位	MC166	HIL Pictet Water USD	17.1%	水関連
12位	MX08	HIL Fidelity Germany	16.9%	ドイツ株
13位	MC211	HIL Franklin US Opportunities USD	16.7%	米国株
14位	MC29	HIL First State China Growth	16.6%	中国株
15位	C05	HIL Pacific Managed (JP Morgan Pacific E…	16.6%	アジア株

栄えある1位はBlackRock World Goldでした。中身は金鉱株に投資しているファンドとなりますね。金利の低下により上昇しましたが、最近はひと休みかな。

金地金と金鉱株は値動きは似てますが幅が結構違います。

金鉱株と金地金株は上限するタイミングは似ていますが、金鉱株のほうが良い意味でも悪い意味でも値動きが大きい傾向があることが分かると思います。

次、2位3位7位にテクノロジーがランクイン。

現在短期的にはバリュー株が強いといわれている中で、グロース株が1年を通すと強いようですね。

それにしてもＪＰモルガンのヨーロッパダイナミックテクノロジーズは強いですね。

ここ10年くらい常にトップランクに入ってきています。詳しくはファンド紹介から確認して下さい。

hansard.hatenablog.com

続いてフィリピン株ですね。

さて質問です、フィリピン株式市場の時価総額はいくらぐらいでしょうか？

応えは36兆円くらいです。トヨタが25兆円、ＮＴＴが10兆円ですので、日本ならトップ2社分くらいしか市場規模がありませんが。メインにするには厳しいファンドだと思いますよ。5％くらいまでにしておきましょうね。

JP Morgan Emerging Europe Equityと Liontrust Russia の2つがランクインです。

どちらもロシアがメインという意味では、ロシアが強かったということですね。

長い間苦戦していたロシア市場ですが、みんながあきらめたころにやってきます。

最近プーチンさんは消費税の増税を原資に、インフラ投資を進めていますので関連事業はねらい目かもしれませんが、つい先日その進捗率がかなり低いという報道が・・・・さすがロシアさん、ドキドキさせてくれますね。

個人的には今からの投資はお勧めしません。

Guinness Global Innovators USDイノベーティブな企業に投資するという謎のファンドです。詳しくは下記をご覧ください。

hansard.hatenablog.com

さて、もう後半だからみんな興味ないかな(笑)

Fidelity Emerging Markets は中国25％インドブラジル10％ずつといった新興国にバランスよく投資しているファンドです。

テンセント、アリババ、タイワンセミコンダクター等大手どころに投資しているようですね。

幅広い新興国投資をファンドマネージャーに任せたい場合はありだと思います。