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公的年金が当てにできない世代の「自分年金」のつくりかた

公的年金が当てにできない世代の「自分年金」のつくりかた

 

 さて以前アメリカFP最大手の一つのイーデルマン社の投資方針をご紹介しましたが、

今回は積み立て投資について重要な内容をもう一点この本からご紹介したいと思います。

 

実は何回か同じことを説明していることですが「出典」を記載したうえで、私以外の人の意見として記載して、改めて知ってもらいたいと思ったためです。

 

さて公的年金が当てにできない世代の「自分年金」の作り方の165ページにこのように記載されています。

 

◆どんな投資にどんな分散が有効か

 

幾つかの性質の異なる資産をそろえる分散投資とは、全体の変動幅を小さくする効果があります。

 

しかしドルコスト平均法では変動幅が大きいほど平均費用を引き下げる効果が大きくなります。したがって資産分散とドルコスト平均法とは相容れない投資戦略であり、積み立て投資では1つの資産へと集中投資することが重要になってるわけです。

 

投資理論的には「一括投資」では資産分散が有効である一方で「積立投資」では、時間分散という特性を有効利用することになります。「一括投資」ではいろいろな銘柄や資産をそろえることで”利益の取りこぼし”を防ぎ、”全体の変動”を小さくするという点で資産分散が有効になります。

 

「積立投資」では同じ商品を購入する際に、購入時期による値段の違いを利用して”平均コスト”を小さくするという点で、時間分散が有効になります。

 

以上引用です。

ここ以外にも重要な部分がたくさんある良い本です。ぜひ公的年金が当てにできない世代の「自分年金」の作り方買って読んでくださいね。

 

ちなみに私は著者とは何の関係もない、一回の読者なのであしからず。

 

積立投資ではファンドを10本も分散する必要はないと思われます。1本あたり15%以上が目安となりますので、3本から6本くらいのポートフォリオが積み立ての効果が大きくなる運用になると思われます。

 

参考記事もご覧ください。

 

 

hansard.hatenablog.com

 

 

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